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下岡 謙司; 和達 嘉樹
保健物理, 25, p.107 - 114, 1990/00
コンクリートピットの放射性核種閉じ込め性能を確かめることを目的としたコンクリートピット内にCs溶液を約600日間貯留した。ピットから採取したコアのCs濃度分布を解析し、コンクリートピット中のCsの濃度分布は、表面に吸着したCsを拡散源とする表面近傍部での拡散にCs溶液そのものを拡散源にする内部での拡散の二つを重ね合わせることで表現できることを示し、それぞれのみかけの拡散係数1.710m/sおよび1.710m/sを求めた。さらにコンクリートの経年変化によるバリア性能の変化を調べるため中性化コンクリート供試体中における拡散係数等の物性値を測定し、物性値に中性化による大きな変化が無く、放射性核種移行阻止能は低下しないことを明らかにした。
武野 竜太郎*; 松浦 治明*; 佐藤 勇*; 鈴木 恵理子
no journal, ,
コンクリートへのCs浸透挙動解明に資する知見を得るために、中性化させたコンクリートに対してCsI及びCsCl溶液を用いた浸透試験を行い、中性化がCs浸透挙動に与える影響を調査した。溶液によって中性化の影響度合いが異なり、CsI溶液では中性化させた際の空隙の生成による浸透の促進が、CsCl溶液ではコンクリートと溶液間のpH差の減少による浸透の抑制が、優位であることが分かった。